つみたてNISAとは、2018年1月から開始となった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、運用益が非課税になります。
私は始まったときからつみたてNISAで投資信託を積み立てています。
先日、iDeCoについてまとめましたが、今度はつみたてNISAについてもまとめてみます。
つみたてNISAの特徴
つみたてNISAには次のような特徴があります。
利用できる人 | 日本に住んでいる20歳以上 |
投資できる商品 | 投資信託とETF |
非課税投資枠 | 年40万円 |
非課税期間 | 最長20年 |
投資可能期間 | 2018年〜2042年 (令和2年度税制改正大綱で2037年から5年間延長) |
投資できる商品は、金融庁が定めた基準を満たした投資信託・ETFで、2020/12/23の時点で、指定インデックス投資信託167本、アクティブ運用投資信託等19本、ETF7本です。
注意点としては次のような点があります。
- 1人1口座で、つみたてNISAと一般NISAの併用ができない
- 使用しなかった非課税枠の翌年への繰越はできない
- 非課税枠の再利用はできない
- 他の口座との損益通算ができない
つみたてNISAとiDeCo
つみたてNISAとiDeCoを比較してみると次のようになります。
つみたてNISA | iDeCo | |
加入できる人 | 20歳以上 | 20歳以上60歳未満 (2022年5月〜65歳未満に) |
投資できる商品 | 投資信託・ETF | 投資信託・定期預金・保険 |
非課税投資枠 | 年40万円 | 年14.4万円〜年81.6万円 (職業によって異なる) |
非課税期間 | 20年間 | 60歳まで(運用は70歳まで可能) (2022年4月〜5年延長に) |
引き出し | いつでも可能 | 60歳までできない |
節税メリット | 運用益 | ・運用益 ・積立金額が全額所得控除 ・ ・受取時にも控除あり |
まとめ
つみたてNISAの特徴と、iDeCoとの比較についてまとめてみました。
どちらの制度も運用益が非課税になるなどのメリットがあり、積立投資には有用な制度です。
つみたてNISAを始める場合はネット証券の楽天証券かSBI証券がおすすめです。
有利になる制度を上手く活用して、資産形成を進めていきたいですね。